宍道湖のヤマトシジミは漁獲量日本一ですが、市場に出回るサイズの多くは小型(S)です。このため他の産地に比べ価格が低く、大型シジミを増やしたらという意見がありました。小型・中型(M)のシジミが大型(L)に成長するには時間がかかります。しかし、小型が漁獲されてしまうので大型への成長は良く分かっていません。小型のシジミを座布団カゴに入れて湖底に沈め、成長速度の調査を行ないました。結果を調査報告会で関係の方々にお知らせしました。
この事業は、島根県「しまね社会貢献基金」の助成により行いました。


(令和2年1月「大きい宍道湖シジミ」調査報告会)

1.報告書
・自然と人間環境研究機構(2020)大きい宍道湖シジミを増やすには-平成31年度島根県「寄付者設定テーマ事業」報告書, pp10.

2.事業報告会の報告資料(概要版)
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