報告会のご案内
宍道湖と松江堀川のトンボ類
-3年間の実態把握-
2024年2月16日(金)14:00~15:30
会場:島根県民会館 308号室
主催:特定非営利活動法人 自然と人間環境研究機構
宍道湖のシジミ漁獲量は日本一です。しかし、以前に沢山獲れていたワカサギ、ウナギ、ゴズなどの漁獲量が1995年から一斉に激減し、シジミ以外の漁業は衰退しました。1993年から使用が始まったネオニコチノイド系殺虫剤農薬は昆虫類や甲殻類に影響します。宍道湖で生息するこれらの水生動物が激減し、これを餌とする魚介類の減少につながったと言われています。でも、水生動物の長期観察は行われておらず、宍道湖の現状は分かっていません。このため、トンボ類について以前と同じ方法でこの4年間調査を行ないました。多くのトンボ類が見え、宍道湖から導水を行っている松江堀川でも行いました。結果をお知らせしたいです。ご案内申し上げます。
【実態調査報告】
●宍道湖におけるトンボの羽化数の推移について(大浜祥治)
●松江堀川のトンボ、2021~2023年の観察 (大浜祥治)
【変動要因の仮説】
●宍道湖トンボ類の長期変動 (石飛裕)
*この調査は、しまね社会貢献基金の寄付者設定テーマ「宍道湖を中心とする水辺の環境保全」により行っています。
*一般公開、参加無料です。
お問い合わせ先 自然と人間環境研究機構
〒690-0815 松江市西持田町200
☎0852-26-7584